学障会 

 

 

 

 私達学障会は、正式名称を「学内障害学生の勉学・生活条件を守り発展させる会」といいます。
 
●学障会の設立までの経過        
  1970年、寮にいた障害学生が障害をもつ上での悩みなどを言い合う場として「ひとりぼっちの障害学生をなくす会」を結成し、その後「障害者友の会」となりました。1972年春の愛知の「障害者の不就学をなくす」教育の高揚を受けて、学内の障害学生、障害者問題を研究する学生から「学内障害者の勉学・生活条件を守る」必要性が問われ始めました。そのことをきっかけに「学内障害者自身の要求の高まり」と「自治会における学内障害者の要求の制度化の遅れ」という学内障害学生の要求をクラス・ゼミや自治会の要求として組織化できない矛盾を解決するために、学生寮「障害学生友の会」や障害者問題研究系サークルの呼び掛けで結成されることになりました。そして、この後、主に障害学生の勉学と学生生活を学校側が保障する機関として、障害学生支援センターが設立されました。しかし、この機関では、障害学生の日常生活の保障まではされていないため、支援センターの協力を得て、ボランティアの派遣をしています。このように、支援センターと協力をして活動する一方で、大学側に学生からの要求をしています。

●目的      
  学内障害学生の勉学・生活上の切実な要求を大学全体のものとするなかで具体的に実現を勧めていくことです。次に、この取り組みを通して、要求の本質を探り,真に障害者、国民に開かれた大学の創造の一貫として活動していくこと、最後に、これらの取り組み全体の中から、学内障害学生・学生の自分達の持っている権利の権利意識を高めていくことです。 
 
●主な取り組み
 ◇ あらかじめ入学することが確かな障害学生の学生生活の支援体制作り。具体的には、生活介助
   ボランティアの内容の検討(生活介助ボランティアのシフト作りetc...)やボランティア学生の募
   集のための組織作り。    
 ◇新入生入学後には、ボランティア説明会を開いてボランティア学生の募集をしたり、ボランティア論
   の講義で、ゲストとして参加して、それらのボランティア学生達を定着させるための活動。
 ◇年に2回、障害学生の意見を集めて学校側に要求する障害学生懇談会を開催。

 

 

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