映画に字幕をつける会 
 く ま じ 

 

 
 
  1995年、日本福祉大学の夜間部の学生数人が、映画(邦画)に字幕をつける活動を開始しサークルが発足。1998年からは、大学からの要請を受け、講義に使用するビデオ教材の字幕付けにも取り組んでいる。年間で映画(120分程度)2,3本、ビデオ教材(60分程度)5本ほどの字幕付けを行っている。学外の「字幕付けサークル」と合同で上映会を行ったり、また学内でも定期的に上映会を開いている。メンバー約40人が講義の空き時間、授業後を使って障害学生支援センターで作業している。

<字幕付きビデオ制作手順>

字幕付きビデオ制作受注 注文のビデオを受け取る。
ビデオを見る ビデオの内容を確認。原稿の書き方を決定。
音取り ビデオの音を10分ぐらいに区切ってテープにダビング。(ビデオを見ると同時に行うこと が多い。)
テープ起こし テープをもとに原稿を作る。5人から7人くらいで分担して10日間を目安に仕上げる。 10分間のテープに約2時間から3時間かかる。
原稿チェック 1回3人で2,3回繰り返し、原稿の書き方や漢字ミスを確認。
ビデオチェック タイトラー(字幕をつける機器の名称)を使って入力する。
字幕付きビデオの完成 ビデオ提出

<字幕付き映画製作手順>

映画を決める 図書館にあるものは図書館に許可を、著作権が必要なものは販売元へ許可を得る。
ビデオ鑑賞 ビデオの内容を確認。原稿の書き方を決定。
音取り ビデオの音を10分ぐらいに区切ってテープにダビング。(ビデオ鑑賞と同時に行うことが 多い。)
テープ起こし テープをもとに原稿を作る。10人から12人くらいで分担して10日間を目安に仕上げ る。
原稿チェック 1回3人で2,3回繰り返し、原稿の書き方や漢字ミスを確認。
シート書き 5人から7人で2週間を目安に仕上げる。ロール状の透明のシートに手書きで原稿を書く。 黒、赤、青、緑のペンを使う。(著作権の問題があり、直接フィルムに字幕を入れることが できないので、映画上映と同時にOHPに映し出せる状態にする。)
シートチェック 練習を兼ねて誤字脱字、文字の色、文字の大きさを確認。
上映練習 OHPでシートを映画に合わせて流す練習をする。
上映会 7人以上で行う。アンケートに答えてもらい、次の上映に向けて参考にする。

 

 

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