経済学部(経済学科)
− Nippuku Woman −
日本福祉大学経済学部女子学生の学生生活


Nippuku Womanトップへ戻る

PART1:
日本福祉大学経済学部女子学生の学生生活

日本福祉大学経済学部に在学している女子学生に加えて卒業生の声をお届けします。
卒業後10年を超える人からそれほど時間がたっていない人まで7人の卒業生が大学時代を思い出して文章を寄せてくださいました。


「私のルーツ 日本福祉大学経済学部」
1995 年度卒業生 杉本 容子
株式会社 大阪愛農食品センター(島田商業高等学校)

 私が日本福祉大学経済学部を志望したのは、 社会科の教師になりたかったことと、 福祉の仕事につきたいという2つの思いがあったから。 高校時、 両方ともが学べる大学ということで迷うことなく選びました。
 経済学部の講義に出ながら、 福祉学部の講義にも出席。 興味深かったのは、 福祉学部生と経済学部生の考え方の違いでした。 「社会的弱者の力になりたい、 助けてあげたい、 そんな社会を作りたい」 という理想論と 「そんな生優しい気持ちだけではこの社会は変えていけない」 という現実論。
 講義だけではありません。 ゼミも、 自治会活動も、 異文化コミュニティーを学ぶ学部を超えた集まりの場に参加したことも、 友人と弾丸トラベラーしたことも、 遊びも。 そしてよく夜どおし語り合い、 議論しあったこと…。
 そんな中で私が得た結論は 「市民の主体的参画による社会づくり」 をしたいということでした。 卒業後は環境市民団体に就職し、 現在は国内の有機農業を支え、 有機農産物を流通させている会社で働いています。 「会社」 ですから利潤を追求するのは当然ですが、 ひとり勝ちするのではなく、 生産者も消費者ともに利益と負担を分かち合う、 そんな社会を目指しています。 私がそのような生き方ができるのも、 日本福祉大学経済学部という環境があったからです。
 最後に在校生、 高校卒業後の進路を考えている皆さんへお伝えしたいこと。 できるだけいろんなことにチャレンジし、 それをやり通すということです。 そうすれば必ず、 自分が思い描いたとおりの生き方ができますから!