経済学部(経済学科)
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日本福祉大学経済学部女子学生の学生生活


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PART1:
日本福祉大学経済学部女子学生の学生生活

日本福祉大学経済学部に在学している女子学生に加えて卒業生の声をお届けします。
卒業後10年を超える人からそれほど時間がたっていない人まで7人の卒業生が大学時代を思い出して文章を寄せてくださいました。


学生時代を振り返って
1995 年度卒業生 佐々木 美和
サーラ物流株式会社 勤務(愛知県立国府高等学校卒業)

 初めて経済学部の教室に入った時、 女性の少なさに驚き、 この先友達ができるのか不安でいっぱいになりました。 でもその不安は、 一瞬のことでした。 女性が少ない分、 みんな同じ不安を抱えているのか、 お互い声を掛けあい、 すぐに友達もできました。 今思えば、 女性が多い学部の方が、 声を掛けづらく、 こんなに早く友達もできなかった気がします。
 それからの大学 4 年間は、 私にとって楽しい時間でした。
 2 時間かけて学校へ行き、 講義を受け、 空いている時間は構内で友達と話をしたり、 午前中で講義が終われば下宿している友達の家へ遊びに行ったり…。 時間はたっぷりあるので、 「青春 18 きっぷ」 を使ったりして、 旅行にもたくさん行きました。 振り返ればいろいろと思い出されますが、 一番の思い出は、 大学主催の 「カナダ モホークカレッジ夏期研修」 に参加したことです。 ホームステイをしながら、 学校へ通い、 午前中はみんなで語学研修、 午後からは、 経済学部の私たちは、 経済に関する講義を受けたり、 会社訪問をしたり、 経済とは全く関係ありませんが、 とっても広い動物園にも行きました。 私にとって初めての海外だったので、 不安や戸惑いもありましたが、 夢のような 5 週間でした。
 4 年間を振り返っていろいろと書いてきましたが、 社会人になった今、 こんなにゆったりとした時間の使い方は考えられません。 これを読んで、 なんて時間の無駄使いをと思われるかもしれませんが、 私は、 どれも大学生だったからこそできた貴重な経験と思っています。 ただ、 せっかく時間がたくさんあったので、 もう少し資格取得の勉強などをすればよかったとは思いますが…。 振り返れば後悔することもいくつかはありますが、 大学 4 年間は、 本当に良い時間でした。 このような時間を過ごせたことに心から感謝しています。