日本福祉大学経済学部に在学している女子学生に加えて卒業生の声をお届けします。
卒業後10年を超える人からそれほど時間がたっていない人まで7人の卒業生が大学時代を思い出して文章を寄せてくださいました。
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女子高生の皆さんへ
1995 年度卒業生 林 ひろみ
私が日本福祉大学の経済学部を卒業して 10 年以上が経ちますが、 今でも当時の仲間達との交流があります。 同学年の友達はもちろんのこと、 先輩や後輩とも連絡を取り合い、 時には集まって学生時代の思い出や、 現在の生活や仕事の悩みなどを話したりしています。 とても頼りになる、 一生付き合っていきたい仲間達です。 大学受験前に、 父から 「大学時代の友達は一生の宝物になる」 と言われました。 その言葉が、 今になって本当にそうなんだなあと感じられます。
私は、 大学ではそれほど真面目な学生ではありませんでした。 それでも、 在学時に英語を学び、 英検 2 級を取ったり、 大学で博物館学芸員の資格取得コースに所属し、 資格を取ったりしました。 学芸員の勉強はとても面白く、 北海道苫小牧の野鳥観察センターに実習に行ったことは今でも良い思い出です。
私は大学を卒業後、 いくつかの職を経験し、 再度専門学校で学ぶという選択をしました。 専門学校には高校卒業後すぐに入学してきた学生も沢山いましたが、 途中で辞めていく人が多かったです。 それは専門学校で学ぶことが将来の職に直結していて、 それ以外に選択肢がないためでした。 その点、 大学には自分次第でいろいろなことを学ぶ環境があります。 大学には様々な先生方、 様々な学生がおり、 そこからも沢山のことを学ぶことができます。 特に、 まだはっきりと自分の進む道が決まっていない高校生にとっては、 経済学部というのはとても良い選択枝になると思います。 経済は社会の根幹を成すものですから、 何をするにも学んでおいて損はありません。 自分の好きなことを試行錯誤しながら将来のことを考えるには最高の環境ではないでしょうか。 是非とも、 これから社会に出て行く女性のみなさんに経済学部に来ていただきたいと思います。