日本福祉大学経済学部に在学している女子学生に加えて卒業生の声をお届けします。
卒業後10年を超える人からそれほど時間がたっていない人まで7人の卒業生が大学時代を思い出して文章を寄せてくださいました。
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自分の可能性
2006 年度卒業生 佐藤 安希
創造学園大学附属高等学校 教員(松商学園高等学校 卒業)
私は 「教師になる」 という夢を実現するために、 日本福祉大学の経済学部を選びました。 教職課程を専攻し、 経済の勉強とともに教師になるための勉強もしました。
経済学部と聞くと、 難しそうな印象を受ける人も多いと思いますが、 実際に勉強している内容は、 新聞で見たり、 ニュースで耳にするような本当に身近なもので、 とても馴染み易いものでした。 大学時代に勉強した経済の知識は、 今では一般常識として身についているので、 本当に自分自身の財産になる勉強ができたと感じています。
大学の講義で、 特に印象に残っているのが、 ゼミです。 私は、 教師を志望していたので、 歴史に関するゼミを選択しました。 ゼミの活動を通じて、 「歴史を学ぶことの面白さや楽しさ、 そして大切さ」 を体験できたことは、 本当に良かったと感じています。
大学時代を振り返ると、 勉強ばかりしていたわけではありません。 部活やバイト、 時には遊びと充実した日々を過ごしました。 経済学部は他の学部に比べると、 女子が少なく、 不安に感じる人もいると思いますが、 部活やアルバイトを通じて、他学部の友達もできるので、 まったく困りませんでした。 いろんなことに挑戦し、 本当に充実した大学生活を送ることができました。
現在、 私は高校で地歴公民の教師をしています。 地歴公民科というのは、 過去から現在まで幅広い内容を取り扱う教科ですが、 ゼミをはじめ、 大学で学んだことを精一杯活かすことができ、 とてもやりがいを感じています。 また、 基礎知識を活かして、 日々研究を重ねることによって、 生徒と一緒に成長できることが本当にうれしいです。 経済学部を卒業して本当に良かったと感じました。
皆さんが、 いずれ社会に出て行くときに、 一般常識とされる経済の知識は少なからず必要になってくると思います。 将来どのような仕事についても、 必ず自分の財産となる勉強が経済学部ではできるのだと思います。 あとはその財産を皆さんがどのように活かしていくかです。
現在、 経済学部に所属している皆さんも、 就職活動や就職後にも現在勉強している内容を存分に活かしてください。
たくさんある可能性の中で、 自分の道を切り開く第一歩を、 経済学部で学び、 皆さんの将来に繋げていってほしいと思います。